時計用電池のアルファベットの意味

頭についているアルファベットの意味

SRは酸化銀電池、LRはアルカリボタン電池、CRはリチウムのボタン電池を表します。共通する「R」はRound、つまり円形を意味します。

S 酸化銀電池

酸化銀電池は電圧が非常に安定しています。電池の寿命の直前までほぼ一定の電圧を保つため、時計やカメラの露出計のようなデリケートな精密機器に使われます。プラス極に酸化銀が使われるため高価です。マイナス極は亜鉛です。

L アルカリボタン電池

アルカリ電池はプラス局に酸化銀より安価な二酸化マンガンを使用した電池です。酸化銀電池と比べて寿命が短いです。ブザーやおもちゃなどに適しています。安価な時計に使われている事もあります。

Cリチウム電池

リチウム電池はプラス極に二酸化マンガン、マイナス極にリチウムを使用した電池です。小型なのに高い電圧があり、長持ちします。コンピュータなどの記憶保持などに優れています。時計ではカシオのG-Shockのようなデジタル時計によく使用されています。

末尾についているアルファベットの意味

電池に使われている電解質の違いがあります。

SW = 水酸化ナトリウム

アナログ時計用です。基本的には通常の時計にはこちらのSWを入れます。アナログ時計に下に記したよりパワーのある「W」を入れても問題ありません。

W = 水酸化カリウム

デジタル用です。Wと記載がないものもこちらと同等だと考えて良いと思います。

Wは強電流で、LEDライトやアラームなどの機能が付いている時計に向いています。強電流を必要とする時計にSWの電池をいれてしまうと正しく動作しない可能性があります。

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